# 鬼切り桂のリレーSSより派生


# リレーSS 参加ID一覧

# 017 : bl2IlvTh様

# 027 : 5PFHa+oi様

# 052 : HdG0Xdc3様


# (以下本編)


17 :名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 00:31:32 ID:bl2IlvTh

 ――ナミは悶え、苦しんだ。気がつけば身体の内側で炎が広がっていた。それはナミの肢体中を駆け巡り、熱を与え、ナミの皮膚から純真さを剥がし、彼女の奥深くに眠っていた快楽の炎を曝す。

 しかし幼い少女は今の状況が何を意味するかに気づかずに、されど受け入れるだけではきっと自分の何かが崩れてしまうと本能で察し、ただただ恐れ慄いた。

 助けを呼ぼうと声を出そうとして、吐息だけを漏らす。ナミは王子に出会った人魚姫のごとく、言葉を失っていた。

 代わりにナミは腕を振り上げ、傍らに眠っていたはずの梢子か保美を呼び起こそうとして気づく。隣の布団が空いていることに。身体を動かせないことに。

 ナミは感じた。少女の細腕に、枯れ枝のような足に巻きつき締め付ける何かを。きりきりと、きりきりと。徐々に締め付けは強くなる。流れていた血が無理やり止まり、行き場を失ったそれは身体の中心へと集い、ナミの意識に靄をもたらす。

 そして、それだけでは終わらなかった。突然の荒風が身体を揺らし、ナミは喉の奥から空気だけを震わす声を出した。誰かが触っている。無遠慮な手つきがナミの身体を這い回る。しかし直接の手の感触は来なかった。まるで厚ぼったい服の上から圧されているような。もどかしい。このまま身を焦がす熱いものを取り去って欲しいとナミは切実に思い、幼い少女は身体が命ずるままに己が今出来る最大限の悦びを得ようと、脚同士を擦らして、間にある少女の『女』を滲み出そうとする。

 その途端のことであった。ナミの鼓膜が二つの声を捉えた。嵐の中で響く雷のごとく、遠くに聞こえたかと思うと鋭い光で存在を表す声は――ナミが殊更慕う梢子と保美の声。

 彼女たちが傍にいるのかもしれない。ナミはそう思い、相変わらず縛り付けられたかのように動かない手足を無理やり、がむしゃらに、遮二無二に動かす。会いたかった。会って撫でて欲しかった。優しく、触って欲しかった。

 しかし、やはり少女の身体は動かず。いつしか声も遠のいて。

「ナミちゃん……?」

 別の声が、確かな現実の声が聞こえた。

 それは救いか、更なる快楽か。混沌の最中を漂うナミにはわからない。


27 :名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 01:11:49 ID:5PFHa+oi

夜の帳が降り、誰もが寝静まる時間帯、波の音が耳から離れない暗闇の中

わたくしは合宿の疲れもあり、夢現の間を漂っていた

そんな微睡みに身を委ねていたら襖の奥から荒い息づかいが聞こえた

少し気になり現の世界に意識を戻し、様子を見るために襖を開け様子を覗いた

少女が襦袢をはだけさせ、熱い吐息を吐きながら身をよじらせている…… 隣に寝ているはずの梢子さんや保美ちゃんの姿は見あたらない

「ナミ……ちゃん?」

少女は救いを求めるような、潤んだ目でわたくしの事を見つめてきた

「ナミちゃん、どうなされましたか!? 苦しいのですか!?」

「……っ! ……!」少女は声にならない声をあげ、熱っぽい表情を浮かべている

腕が動かないのか、両手を布団に付けたまま下半身を擦りあわせるように淫靡に動いていた

「今、誰か呼んできますね」人を呼ぶために立ち上がろうとすると少女の足がわたくしに絡まってきた

「……! ……っ!!」喉元から声にならない声を発する。少女は潤んだ目でわたしくを見つめ

そして両脚を開いた

はだけた少女の「女」の部分からは、部屋に差し込む星明かりに照らされ僅かにぬめっており、

少女は救いを求めるような目でわたしくを見つめた

「ナミちゃん…… 身体が…疼くの……ですか?」

少女はコクリと二度頷く、まだ見目12,3歳の少女は熱い吐息を吐きながら慰めてくれる相手を待っているように見えた

「ナミちゃん… わたくしでよろしいのですか?」

そう言うと少女は肯定の意であろうか、それまで擦るように動かしていた足を開き少女の「女」の部分を見せるように静止した

少女の幼い「女」の部分からは、淫靡な蜜がたらりと零れている


52 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2008/07/13(日) 22:10:09 ID:HdG0Xdc3

少女のトロンとした表情と、さらけ出された幼い蕾を見て、わたしは肯定の意と受け取った。

華奢な足に舌を這わせ、少女の蕾の部分を目指しツツッと移動していく。少女の蕾から垂れた蜜を舌ですくい、綺麗に舐めとった。

「―っ! ……っひゃ!」少女からは可愛いらしい喘ぎが漏れる。少女は既に自分で慰めていたのか、垂れるほどに蜜が溢れていた。

少女から垂れる蜜は苦く、甘美な味で、その蜜に満たされた蕾をこじ開けた舌をきつく締め付けてくる。

垂れていた蜜を綺麗に舐めとり、わたしは舌を離した。

少女の顔は熱を持ったように上気しており、眼は焦点が合わないのか天井をボヤリと見つめている。

わたしは少女の熱を持った柔らかな顔に軽く両手を添え、その潤んだ唇に自らの唇を重ねた。

蜜と唾液が絡まった舌で少女の唇をそっとこじ開け、まだ小さな舌にわたしの舌を絡める。

「んっ……」少女の喉元から軽く声が漏れる。その小さな口内を自らの舌で蹂躙していく

クチュクチュ 静寂の支配する寺の夜に、唾液と蜜が口内で絡まり淫靡な音を発する。

「んっ、ぷはっ……はぁ…」重ねていた唇を離した。

星明かりで青白く光る部屋の中、互いが重なっていた証拠として口と口の間にダラリと銀の糸が垂れる。

その快楽に酔っているのか、少女の熱を持った顔には微笑が浮かんでいる。


「ふふっ、ナミちゃん、かわいいです」はだけた襦袢から、少女のまだ青い肢体がさらけ出されている。

暗い部屋の中、僅かに差し込む淡い光に照らされ、少女は神性な巫女のようにも見えた。

しばらく眺めていると少女は潤んだ目でわたしに訴えかけてきた。

わたしは少女のはだけた襦袢をシュルとほどき、少女の肢体を生まれたままの姿にする。

まだ膨らみかけの乳房をさわりと指で撫でてみる。

「……ひゃ! …… っ!」ぼやけた目がキュと閉じられ、少女から声が漏れる。

そのまま、少女の胸の突起に口づけをし、それを舌で弾いたり、潰したりとしてみた。

マシュマロのように柔らかかった突起は堅さを帯びてきて、グミのように弾力を帯びてくる。

「ふふっ、ナミちゃん、感じてるんですね」もう一つの突起を指で軽く弾いた。

「ひゃっ!」少女の身体がビクンと仰け反る。

「うふふ」少女の胸の愛撫していた舌をツツッと移動させて、お臍を通り、少女の蕾を目指す。

少女の蕾は先ほどとは比べものにならないほどタラリと汁が垂れていた。

わたしは垂れている汁を舌ですくい取り、そのまま少女の蕾の奥に自らの舌を這わせる。先ほど舐めた時と同様に膣は狭く、舌を締め付ける。

じゅる、くちゅ、ぴちゃ 少女の膣でわたしの舌を動かすたびに淫靡に水音が奏でられる。

舌を動かすたびに少女はビクリと痙攣するように身体を振るわせる…ピチャクチャ、わたしは構わず舌の動きの緩急を段々早くしていく……

そうして少女は最後にビクリと身体を反り返らせ……果てた―――


「ナミちゃん、今、からだを綺麗にしてあげますからね」

そう言ってわたしはナミちゃんの身体を隅々まで綺麗に拭いた。

「ナミちゃん、今日は一緒に寝ましょうか」そう言ってナミちゃんに微笑みかける

ナミちゃんは柔らかな微笑でコクリと頷いてくれた。

夏の暑い夜、満天の星明かりが差し込む部屋で、二人寄り添い、至福の感覚とともに眠りに落ちた――