326 :名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 17:14:36 ID:a1cy3H/5

 しとしとと秋の雨が降り続けている。

 あたしは二段ベッドの上で、過ごしやすい時期になったな、などぼやりと考えながらぼうと天井を見上げる。

 瞼を閉じてみると、少女の微笑みが脳裏に焼き付いて離れない……



 この夏、あたしの初恋は儚くも散った。

 恋だったかどうかは知らないけれども……ただ「笑顔」を望んでいただけと思っていたけれども……

 その曇りのない秋晴れのような笑顔はあたし以外の、特定の人物にしか向けられてないんだな……と改めて実感したとき、切り裂かれる思いをしたのだから、失恋でいいのだろう……

 二段ベッドの下、あたしの初恋の相手は、成就した想いを嬉しそうに語ってくれる。

 あたしはその「笑顔」を見たかっただけのはずなのに、未練なのか今でも胸が締め付けられ、話している時にうまく呼吸が出来なくなる。


 〜「百ちゃん、今日梢子先輩とデートなんだ〜♪」

 そう言って、えへへと甘い笑顔になる。

「そ、そうなんだ、ざわっち、良かったね!」まともな受け答えが出来ない……

「うん! あっ、そうだ今日のごはんは作っておくから、温めて食べておいてね」

「へっ?」

「そっ、その…今日は梢子ちゃんの家に泊めて貰うことになったの……あっ…!」

「梢子…ちゃん?」

「ご、ごめん百ちゃん今のは聞かなかったことにして!」

 ざ、ざわっち…オサ先輩の呼び方まで……

「う、うん、ご、ごはんは温めて食べたら良いんだね…、あっ、そろそろ時間じゃない? ざわっち、そろそろ行った方が良いよ!」

 あたしはそう言ってざわっちを促す。

「う、うん、じゃあ行ってくるね…今日は、ごめんね」

 そう言って立ち上がる時の首筋に、微かに痣のようなものがあたしの目に映った〜



 雨がしとしとと降り続いている…

 今日もオサ先輩の家に泊まるということ、呼び方が変わっていたこと、そして見間違いかもしれないけれど……

 急な現実、空になったあたしの心の代わりに秋の空が涙を流してくれる。

 そんな事を考えていると、ふと意識が遠のく――


327 :名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 17:16:38 ID:a1cy3H/5



 『ちゃん――』


 『百ちゃん――』


 「んっ……」誰だろう、あたしを呼びかける


 『百ちゃん』パチと目を開ける。そこには一糸纏わぬ姿となったざわっちが、潤んだ目であたしを見つめている。


 「ざ、ざわっち、何て格好!」


 『?』あたしが何を言っているのか理解してないような、首をはてなと傾ける。


 『それなら、百ちゃんだって』

  そう言われて自分の姿を鑑みれば、私も一糸纏わぬ、生まれたままの姿をしていた。

 『ねぇ……いつも通り……しよ?』そう僅かに上目遣いであたしを見つめ、ゆっくりと顔を近づけてくる。

  唇が触れそうなほど近づき、ピタと止まる。あたしの返事を待っているのだろうか?

  そう思っていると、スルとあたしの顔を横にそれ、耳のあたりに唇の先が微かに触れ、

 『気持ち良いよ? 百ちゃん?』甘く囁く

  あたしはピリと頭に電気が走り、ガクと力の抜けた身体をざわっちに預ける。

 「お願い……ざわっち」

 『うん』そう言って晴れやかな顔になったかと思うと、あたしの頬を優しく支え潤んだ唇を重ねる


  ぷはっ…… 30秒ほどの時間だったか、あたしには分からないが離れた唇と唇の間にタラと糸が垂れ、わずかに息が漏れる。

 『百ちゃん、横になって……』

  あたしは言われるがままに、身体を仰向けにし、クタと身体の力を抜く

 『ふふ、百ちゃんのここ、可愛い」

  そう言ってざわっちはあたしの僅かばかりに膨らむ乳房をさわと撫でる


 「んっ…」声が漏れる。

 『じゃあ百ちゃん…いくね』

  ざわっちはあたしの胸を口に含み、口の中ではころころと絶妙な舌の動きに転がされる…


 「あ"ぁっ〜」あたしは少し上ずった、高い声で喘ぐ。

 『ももひゃん、ひもひひひ?』舌の動きを休めることなく、上目遣いであたしに向けて問う。

 「んっ! 気持ち…良いよ…ざわっち……もっと!」

 ヂュパ

 「んっ!」最後に強く吸い付きながら、胸を愛撫していた口を離す。

 『じゃあね〜…』

  そう言ってあたしの唇に、ざわっちの唇が重ねられる。

  あたしの唇の隙間をこじ開け、にゅると舌があたしの口内を動き回る。

 ピチャピチャ

  唇を離すと、たらりと絡まりあったよだれが零れる……

 『もっと気持ちよくしてあげるね』

  そう言って、あたしの首もとに痣を残すように強く吸い付く……そのまま、ざわっちはあたしの身体に舌を這わせ、ゆっくりと動いていく。

  身体を這う舌は、あたしのお腹を過ぎ下腹部へと到達する。

  細い指であたしの両脚を掴み、がばと拡げる。

 『百ちゃん、私のも吸って……一緒に…気持ちよくなろう?』

 「うん」あたしは答える。

 『じゃあ、私のに舌を入れて動かして』

  そう言いながらざわっちの腰はゆっくりとあたしの目の前へと降ろされる。

  あたしはざわっちの豊満なお尻に両手を添え、微かに湿り気のある割れ目に舌を挿れる。

 『んっ〜』ざわっちから艶のある喘ぎが漏れ、身体がピクと反応する。

 『も、百ちゃん、そのまま舌を動かして』

  あたしは言われるがまま、吸い付くようにざわっちの膣の中をなめ回す。

 ピチャピチャヌチャ

  唾液と、ざわっちの蜜の水音が合わさり淫靡に響く

 『はっ! んっ!……』


328 :名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 17:17:31 ID:a1cy3H/5

 『じゃ…じゃあ、百ちゃんのも…あっ!…いくね……」

  そう言って、ざわっちはあたしのに軽く唇をあて……

 ジュパ

  一気に強く吸い付き、舌を奥まで挿れる

 「ん”っー!」あたしはざわっちのに舌を入れながら、喉で喘ぎを漏らす。

  身体がビクと動くが、ざわっちは関係なく、強く吸い付き、あたしの膣の中で舌を激しく動かす。

 ピチャピチャヌチャピチャピチャ

  あたしはおもわず、ざわっちの膣から口を離し、声を漏らす。

 「あ”っ、あ”っー!」あたしから声が漏れるたびに、ざわっちは緩急をつけ、舌を動かす。

 ピチャピチャ―― そうしてあたしの身体にビリと電気が流れ、急に頭が真っ白になる。

 「あ”ぁ”―――――ぁ…… ビチャ



 意識が沈み、昏れていく……

 そうか……これは夢なのか…

 そうして、あたしは現の世界へと引き戻される。

 頭は重く沈み、クラリとする。

 目を擦ってみると指が濡れていた。


 まだ秋の雨は降り続けている――