# 参加ID一覧

# 885(ネタ振り) : PRIGeTqn様

# 886 : djq4OE5q様

# 888 - 890 : QPPDYLGz

# 897 : TDQYNlQI様

# 899 : T85yBO9q

# 914 , 次回予告 : uQuoCz+I様


# (以下本編)


886 :名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 00:03:44 ID:djq4OE5q

ある冬の日のこと。

3人でお風呂に一緒に入った。

思い返せば、あの夏の合宿以来だと思う。


「ナミ、ちゃんと髪洗える?」

「もう、梢子ちゃん、子供扱いしないでください。私、こう見えてもすみちゃんと同い年ですよ」

「ふふ、お姉ちゃんと言うより妹かも」

「すみちゃんまで」

 と、ちょっと膨れるナミ。

 外見もそうだけれど、浮世離れしたところ、世間ずれしてないところが子供っぽく見えることもある。

「それにしても、二人とも大きくて、うらやましいです」

 ナミがじーっと私と保美の胸を交互に見る。

 ちょっと気恥ずかしくなって胸を手で隠してしまった。

 保美も同じ気分らしく、恥ずかしそうに胸を隠している。なんか可愛い。

 って和んでいる間に、ガードが下がってしまった。

「梢子ちゃん、ちょっと触らせてください」

 へ、何を、と問う間もなく延びてくるナミの白い手。

 ぷにょん、と私の胸が弾む。

「すみちゃん、見てください!梢子ちゃん、すごく・・・大きいです・・・」

「こ、こらナミ、ちょっ、くすぐった・・・」

「ああーっ、ずるい!!お姉ちゃん!!梢子先輩の胸、私も触りたいのに!」

「んんー、じゃあ、右胸をすみちゃんに貸してあげますね」

 貸すな!

「わあい、ありがとうお姉ちゃん。・・・ああ、梢子先輩の胸、暖かいナリ・・・」

 も、揉まないで・・・!

「ん・・・あ、ああ・・・ふ、二人とも、そんなに強く・・・あ、あとで覚えてなさいよ・・・ああーっ」


888 :名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 00:26:29 ID:QPPDYLGz

「すみちゃんのは、どんな感じ?」

 ナミは、片手を私の胸に残したまま、もう一方を無防備な保美の胸に伸ばす。

「あ、ちょっと、お姉ちゃん……!」

 不意を突かれて、保美は硬直する。

 両手に花、というか、両手に胸のナミ。

「ちょっと、さわり心地が、……違います」

 私は思わず保美を見た。

 つられた訳ではなく、保美もこっちを見る。交錯する視線……。

「えっと、ナミ」

 軽く保美を目で制しておいて、ナミに問いかける。

「違うって、どう違うの?」

 さりげない風を装いながらも、心の中は穏やかではない。

 ただでさえ、筋肉女の異名を取る私は、保美の女らしい身体に憧れている。

 (ナミの少女のようなカラダも好きだけど、それはまた別の話)

「ナミは、どっちの胸が好き?」

「ちょ、ちょっと、梢子先輩っ!」


889 :名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 00:41:41 ID:QPPDYLGz

「んーー」

 可愛く首をかしげながら、ナミは真剣に考えてるようで。

「柔らかさでは、すみちゃんの方が勝ちですけど」

 ……!

 思わず、屈辱の握り拳を作ってしまう。

 そりゃー私だって保美の胸は好きだ。大好きだっ!

 でも、私は、愛するナミにとっての1番になりたい。

 大きさだけじゃなくて、いろんな所を褒めてほしいのに……。

「梢子ちゃん?」

「梢子先輩?」

 ふたりが、私の顔をのぞき込んでいる。

「……泣いてるんですか?」

「な、泣いてなんかないっ!」


890 :名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 01:02:38 ID:QPPDYLGz

「もう、梢子ちゃんたら」

「梢子先輩の方が子供みたいですね」

 ふたりは笑いながら、ちょっと拗ねてる私の両サイドを固めた。

「梢子ちゃん、柔らかさではすみちゃんの勝ちかも知れませんけど」

 まだ言うかっ!

「でも、梢子先輩、わたしには梢子先輩の胸が1番です」

「だって、わたしの大好きな」

「梢子先輩の胸だから」

 そしてふたりは、まるで魔法をかけるかのように、私に手を伸ばしてきた。

 妖しく微笑む、神秘的なナミと、小悪魔的な保美。

 う、動けない……。

 魅入られた獲物のように、私は身体の自由を失っている。

「わたしたちに任せて」

「ちゃんと全部、洗ってあげますから」


897 :名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:29:25 ID:TDQYNlQI

「私、すみちゃんみたいに胸大きくないから気持ち良くないかもしれないけど」

 すりすり。

 胸にせっけんをつけて私の背中を流そうとするナミ。

 一体、どこでそんなのを覚えたんだろう。

 ほとんど膨らみのない、しかし柔らかな胸を背中に感じて、その健気さに愛おしくなる。

「じゃあ、私は梢子先輩の胸を洗います!」

 ナミへの対抗意識か、大胆にも私の前に回ると、そのまま抱きついてくる。

「ちょ、ちょっと保美!」

「は、恥ずかしいけど、私だって、胸で先輩を洗いたいです!」

 ぷるんぷるん、と、私と保美の乳房がこすれあう。

 気づくと、背中側のナミと、私と胸をこすり合わせる保美、二人とも乳首が固くなっているのを感じた。

「ふ、二人ともひょっとして・・・」

「しょ、梢子先輩だって・・・ほら・・・」

 ふと、胸をすりつけるのを休めて、保美が私の乳首をつまむ。

「ああっ!?や、保美っ!」

 充血した先っぽから電撃が走った。


899 :名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:29:26 ID:T85yBO9q

「先輩、感じてくれてるんですか?」

 自分だって感じてることを隠そうともせず、保美が言う。

「わたしで感じてくれてるんですね? 梢子先輩、うれしいです……」

 つまんだ尖端に素早くキスし、石鹸だらけの胸に頬ずりする。

 私が息も絶え絶えになってるのをいいことに、後ろからナミも手を伸ばしてきた。

 胸で背中をこする動きは止めず、両手で私の乳房を揉む。

「わたしも、……んんっ、仲間に、入れてください」

 声が途切れ途切れなのは、ナミも十分感じているから。

 次第に、動きは大きくなる。

 身体を大きく波打たせ、下半身までも、背中にこすりつけてくる。

 こちらからは見えないのに、その部分が、吸い付くように私を刺激するのがわかる。

「梢子ちゃん、……梢子ちゃんのいろんなところ、欲しい……」

 熱に浮かされたようなつぶやきに、私はもちろん、保美も反応する。

「梢子先輩、ここに」

 保美に促されるように、私はその場に寝そべった。

 頭の先の方からは保美が、足元の方からはナミが、それぞれ私に重なる。

 そしてふたりは同時に、私の胸と私の中心を、攻め始めた。


914 :名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 21:23:45 ID:uQuoCz+I

 ナミの良く動く舌が、私の中に侵入してくる。

「ん・・。ちゅばっ、ちゅるっ・・・梢子ちゃんとろとろです」

 無垢で幼い外見の彼女に、私のいやらしいところを舐めさせている事実が、ますます私を興奮させる。

 保美は保美で、自分の胸や、舌で、もっぱら私の上半身を愛撫してくれる。

「んああ、梢子先輩のおっぱいがすごく・・・!」

 一人一人だけでも刺激的なのに、姉妹に同時に奉仕されていることで、背徳感から興奮はひとしお。

 あっという間に、絶頂に達してしまった。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」

 声にならない声をあげ・・・。

「ううぅー、梢子ちゃん、しょっぱいです・・・」

 えええ!?

 一瞬気が遠くなって、気がつくとナミが私の潮吹きの直撃を受けて顔をベトベトにしていた。

「お姉ちゃん、こんなにこぼして・・・はしたないですよ」

 保美がナミの顔を引き寄せると、舌を這わす。

「ん・・・梢子先輩の味がします」

「くすぐったいです」

 その様子は、まるで姉妹が逆転したような微笑ましくも、淫靡な姿。

 見ているうちに、またみなぎってきてしまう。

「ねえ、二人とも、今度は私が・・・してあげる」

 まだまだ私たちのお風呂タイムは、終わらない。

<Fin>


次回予告


「梢子さんばかりずるいです!」

「あ、綾代!?」

 お風呂で5ラウンドほど済ませて寝室に帰って来た私たち3人。

 しかし、そこで待っていたのは嫉妬のあまりダークサイドに堕ちた綾代だった!

 次回「逆襲の綾代」。百合の歴史がまた一ページ。