# 参加ID一覧
# 425 , 426 : ID:NxBzDC3H様
# 427 , 429 , 432 : ID:DHVtDrvx様
# 428 : ID:Oyy/kXlZ様
# 431 , 433 : ID:XlEsSkFJ様
# 441 : ID:gII3YQu+様
# 453 : ID:hPPC4i8b様
# (以下本編)
425 :突発リレー小説1-1:2008/06/17(火) 23:49:51 ID:NxBzDC3H
ふと、目が覚めた。
それまで深い眠りに沈んでいたあたしの意識は、しかし今は不思議なくらい澄んでいる。
(まいったな、今何時だろ。寝なおせるかな。)
とりあえず枕もとの目覚まし時計に手をのばしたところで、
「・・・ぅ、はぁん」
突如耳が拾った鼻にかかったような艶かしい声に動きがとまる。
声は下から聞こえた。
あたしは二段ベッドの上に寝ているのだから、当然下にいるのはざわっちということになる。
あたしの意志とは関係なく、下向きに集中した聴覚が、ゴソゴソと動く音と、衣擦れの音と、
そして熱い吐息を吐く音を次々と脳内に伝えてくる。
426 :突発リレー小説1-2:2008/06/17(火) 23:50:17 ID:NxBzDC3H
(ざわっちが、ざわっちが・・・)
思考が乱れる、心が波打つ。
しかし戸惑う感情と裏腹に、あたしの体は徐々に熱を帯び、おへその奥の何かがコソコソとうずく。
ざわっちの口からもれる、淫した声があたしの心の奥の秘した欲を刺激する。
(そんな、あたしは、ざわっちに・・・・・・ざわっちで、やだ、)
布団をかぶり枕を抱きしめて、あたしは自らのうちに沸き起こる劣情に必死で抗う。
だが、ついに、もはや吐息ではなくなり
「・・・・・・あん、あん、うん、っふ・・・・・・」
とはっきりとあえぎが聞こえてくると、あたしのの理性も持たなかった。
427 :名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:05:28 ID:DHVtDrvx
あたしは必死にざわっちの喘ぎ声を聞かないように耳を閉ざした
けれども、押し殺された声も塞いだ指の隙間から漏れ、私の脳髄を刺激する
あたしの身体は熱く疼き、自然と手が下着の中に入っていく
手を動かしてしまったのでざわっちの声が自然と耳に入り込んでくる。
(んっ、ざわっち……)
「あっ、はぁ、はぁ んっ……」押し殺された声に一層背徳感が強くなる
あたしの指も、自らの局部に指を入れる、ざわっちの声で少し湿っているみたいだった
そうこうしているうちにざわっちの方からは、クチュピチャと濡れた音がしてくる
あぁざわっち…… 感じてるんだ……
あたしも自分の局部に優しく力を加えて、指を動かしていく
んっ……これはざわっちの指……、ざわっちがあたしを……
428 :149:2008/06/18(水) 00:21:06 ID:Oyy/kXlZ
ざわっちの名は魔法の言葉のように、あたしの体をとろかしてゆく。
ざわっちにされていると考えるだけで、あたしのソコははしたなく蜜を垂れ流す。
だが、
「……んぁあ……ッ!?」
急に現実へと引き戻される。
声が出てしまった。
同時に浮きかけた腰を必死の思いでベッドに下ろし、だが物足りなさに切なく疼く下腹部に身をよじる。
気づかれる事への恐れと、思うままに乱れられないもどかしさとが相まって、気ばかりが急いてしまう。
(あぁ…もっと、もっとコスってほしいのに…胸も、アソコも滅茶苦茶にしてほしいのにぃ………)
もどかしい。
切羽詰った感情が、百子を苛んでゆく。
429 :名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:41:13 ID:DHVtDrvx
「んっ あっ…… っん…」 そう言いながらざわっちは熱い吐息を吐く
幸いにも、ざわっちにはまだ気づかれてないみたいだ
ざわっちは多分、あたしには聞かれないように必死に声を押し殺しているんだろう、その微かな声が彼女の姿をぼやりと連想させる
ビスクドールのような、はたまた白磁のような白い肌、でも触れるとざわっちの心を表すようにほんのり温かく、抱きしめると…
本当に細くて、でもいつまでも抱きしめていたくなるような柔らかさがあって
一度腰を浮かした身体に触れる布団の温かさは、ざわっちの温もりにも似て
私を覆う布団の丁度良い重さが、か細いざわっちが覆い被さった感じを連想させる
ざわっち、あたしを包みこんで…… そう想いながら指を動かしていく
再度、目を閉じざわっちがあたしの膣を指でかき回している情景を想像する
ピチャピチャペチャ ざわっちの指があたしをかき回してるんだ…… あたしの小さな割れ目からたらりと蜜が溢れてくる
指に加わる刺激も膣の温かなものだけではなく、トロリとした蜜の感触も加わってくる
ピチャピチャ…… ざわっちのから発せられる濡れた音、それに私の音も加わり淫靡な二重奏が演奏される
それはまるでざわっちとあたしが本当に二人でお互いを愛撫しているようにも感じられ
431 :名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 09:38:57 ID:XlEsSkFJ
そうだ、あたしはざわっちに抱かれている。あたしはざわっちを抱いている。その幻覚
はあたしのなかの官能の火をさらに大きくする。
その火に心があぶられる快感がすこしでも長く続くようにと、わたしは自らが求めるよ
りもゆっくりと秘所をかき回す。
快楽の蜜でぬれた指先で、オイルマッサージをするように割れ目の上にあるひめさきを
刺激する。
「あんっ」
とたんに走った電気のような快楽に喘ぎ声がもれる。
ざわっちに聞かれたかもしれないけど、それでもかまわない。あたしはすでにざわっち
の喘ぎを聞いてしまっているわけだし、ざわっちもあたしの声を聞いたほうがフェアだと
思う。
「う、ん、あぅ、あっ、はっ、やん」
一度外れたたがはもう戻らず。私は声を出して自らのを慰め続ける。
ざわっちの声も、もはや押し殺した様子は無く、はっきりと耳に入ってくる。
ざわっちの声はあたしを情欲の海に沈めるセイレーンの歌声だ。
「・・・・・・んぱい、梢子先輩、もっと、もっと・・・」
しかしその歌声に、あたしの心に冷や水を浴びせるような単語が混じる。
やだ、ざわっち、今はあたしとして!
もはや冷静な思考など不可能なあたしの脳は、ざわっちにあたしが誰と感じたいかを伝
えることを決定する。
「ざわっち、ざわっち、あたしを愛して。あたしを感じさせて。」
はっきりと声にだして、ざわっちを求めた。
432 :名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 10:26:50 ID:DHVtDrvx
「も、百ちゃん……?」 下から熱い息を吐き出すように、艶やかな問が漏れる
ざわっち…… ごめん、今だけは、今だけは、あたしだけのざわっちで居て…… そう思い、あたしは答える
「ざわっち、ごめん 今だけはオサ先輩のことは…… 忘れて…」 そう言いながら、わたしはゆっくりベッドから降りる
部屋に入ってくる青く輝く月の光を背にして、ざわっちの様子をうかがう
衣服の乱れた隙間から覗く白磁のような肌は、月の光を反射して、とても……尊いものに思えた
ざわっちの割れ目や指に付いた蜜は滴り、妖しく輝いている 急に降りてきた、あたしを見て、ぼけっとした表情を作る
「も…百…ちゃん?」
「ごめん、ざわっち…… あたし」
そう言ってあたしは、ざわっちの上半身を起こし、抱き寄せる… 抱きしめると、とても細くて、柔らかくて……
その唇は百合の花から零れる、一滴の雫のように潤んでいて
気づいたらあたしはざわっちの唇に自分の唇を重ねていた、花の雫に口づけをしているみたいに潤んでいる
ざわっちの体温を感じる…… ざわっちの鼻からは微かな呼吸が漏れ、私の顔に吹き付ける
いつまでもこのときが続けば良いのに……実際、あたしにとっては、とても永い時間に感じられた けど、ざわっちに嫌われる そんな恐れが頭をよぎり、自然と唇は離れていく……
互いに触れあっていた唇の間に透明に輝く糸ができる…… それはあたしとざわっちを繋ぐ糸のようにも感じられ……
「百……ちゃん?」 そういっていざわっちが真黒に輝く瞳であたしを見つめる。その鏡のような瞳には上気して熱い吐息を漏らすあたしの姿が映る
「ざわっち…… ごめん」 ざわっちを少し強く抱きしめる
「しばらく…… 何も言わずにこのままいさせて……」 ごめん、ざわっち卑怯だよね……
433 :名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 19:38:20 ID:XlEsSkFJ
「少し、びっくりしちゃった。」
抱きしめたざわっちの口からようやく言葉がこぼれる。
「・・・・・・ごめん、ざわっち。こんな邪なあたしでごめん。」
そう言わずにはいられなかった。
「いいの、百ちゃん、わたしこそ百ちゃんのこと苦しめちゃってごめんなさい。百ちゃん
の気持ちに気づけなくて・・・・・・」
ああ、やっぱりざわっちはやさしい。
「それにね、びっくりしたけど、うれしかったから。」
えっ・・・・・・今、なんて? うれしかった?
「百ちゃんのこともね、好きだから。好きな人に好かれるのはうれしいから。だから、百
ちゃんは謝ることなんてないんだよ。」
す・・・き?
「ざわっち。ざわっちにそんな風に言われたら、あたし止まらないよ。ざわっちにひどい
ことしちゃうよ。だから、あたしに・・・・・・。」
「いいよ、百ちゃん。百ちゃんになら。」
耳元にざわっちの声。あたしの心をくすぐる声。
あたしは、気づくと、ざわっちの両肩をつかんで、覆いかぶさるように、彼女の細い体を
ベッドに押し倒していた。
441 :名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:09:54 ID:gII3YQu+
「いたっ!」
しかし聞こえてきたのはロマンとはいささか遠いゴンッ!とした衝撃音とざわっちのか細い悲鳴だった。
頭を手で覆って身を竦ませるざわっち。あたしが強く押しすぎたせいでベッドの角に頭をぶつけてしまったのだ。
「だ、大丈夫?ざわっち!?」我ながらがっつき過ぎて何て事を…!
「う、うん…いたた、平気だよ」
ざわっちは頭を摩りながら、目の端に少し涙を溜めて微笑む。何て健気な。いつもはオサ先輩に向けられる
いじらしい眼差しがあたしを見ている。それだけでもう下腹の辺りが疼いてしまう。
「百ちゃん、わたしは逃げたりしないから」
ざわっちはあたしの背に手を伸ばしあたしの焦りと共にあたしを包み込む。あやすかのようにとんとんと背を叩かれる。
なんだか子ども扱いされてるみたいで癪だけど、しょうがない。実際あたしは子供なのだから。色気より食い気だった
あたしにいきなり砂糖のような甘い演出は出来そうにもない。
「じゃあ、食べちゃってもいいかな?」だからロマンの欠片のない言葉をぶつけても許してね、ざわっち。
あたしの心の声が聞こえた訳ではないだろうけど、ざわっちはくすりと微笑んで、頷いた。
ありがとう、ざわっち。そして、ごめんね。あんなに大好きなオサ先輩とじゃなくって。
だけど、あたしはあたしなりに精一杯頑張るから。
あたしは覚悟を決めて、ざわっちのほとんど捲くられている服を完全にざわっちの身体から抜き取る。
そしてブラのホックを外してざわっちの胸を曝す。ざわっちは恥ずかしそうに頬を染めながら抵抗はしなかった。
それに勇気付けられて、ざわっちの胸に顔を近づかせ、その先端を口に含める。
「あっ!」あたしは子供だから、まずは子供らしくやってみようではないか。
あたしの唇の間にあるざわっちの乳首がみるみると膨らんでくるのを感じた。硬くなった先端はちょうど吸い易い形になる。
歯で優しく挟み固定して、そのまま吸い上げる。「んっ……はぁ!」ざわっちの矯正。
その声に押されるようにあたしはざわっちの乳首を味わう。舌でつついて、転がして、押して、舐めて、甘噛みして。
ちゅっ……ちゅっぱっ…ちゅっ。唾液の音が辺りに響き渡る。
「ああんっ!百ちゃん!待って、待って…!」ざわっちが嫌々するように首を振るけれど今はとりあえず気にしないことにする。
さんざんあたしを焦らした罰だ。
――よし、今度はもう片方へと。
「やっ……んっ…はぁ……」良かった。こっちも感じてくれてる。
そのままあたしはざわっちの二つの膨らみを味わいつくす。当たり前だけどそこからは何も出なかった。
453 :勝手に続き:2008/06/19(木) 02:17:27 ID:hPPC4i8b
「百ちゃ……っん……ぁっ…… 」
「ざわっ……ち…っふぁ……む……ぁっ…… 」
悶え、大きく震えたかと思うと、もたれかかってきたざわっちの身体を受け止める。
「はぁ…んぁっ…………すぅ…… 」
いつものエネルギー切れかと思ったが、吐息も表情も安らかだ。
そのまま疲れて眠ってしまったのだろう。
そこで私は、ざわっちの身体を拭き、後始末をし、部屋の浴室でシャワーを浴びた。
――これで、例えざわっちに振られたとしても、思い残す事はない。
友達としてやっていく決意もできたよ、ざわっち。受け入れてくれてありがとう……。
そして翌朝。
ざわっちも流石に話し辛そうにしていたけれど、
ひとまずシャワーは浴びた方が良いよね、と浴室へ。
そして、朝食が終わって、まだしばらく時間があるので準備を済ませ、
改めて話し合うことにした。
「梢子ちゃんが……梢子先輩が、一番大切な人だけど、
百ちゃんも、学園で最初にできた大切な友達だから、
無碍にして自分の気持ちだけを伝える事なんて出来なかったの。 」
却って辛い思いさせちゃったのかもしれないけど、と、困ったような顔をする。
「ありがとう、ざわっち。でも、今度はざわっちの番だよ。 」
私は、ざわっちが困ってしまわないよう、笑顔で答えた。
「当たって砕ける位のつもりで、気持ちを伝えてきたら良いよ。
一番の親友として、応援してるよ、ざわっち。 」
「ありがとう、百ちゃん。 」
――オサ先輩への想いを捨ててまで振り向いて欲しいわけではないから。
それだけは変わらない。私のことを無理に受け入れて欲しいわけじゃない。
準備できたよ、というざわっちの声で我に返り、そして答える。
「行こう、ざわっち。」
今日もまた、一日が始まる。