759 :フタコイ:2008/05/30(金) 03:18:18 ID:Ccfx6O8S

未完のナミ&保美×オサ投下、いろいろカオスかも、頑張って完結させるつもり…




「梢子ちゃん、梢子ちゃん…」

「先輩、梢子先輩…」

ふたりの熱を孕んだ声と指に、私は溶かされている。

「……ぁ…っや……ぃ…」

ナミ。

保美。

と、言葉にはならない吐息ばかりが私の口から漏れては融ける。

「梢子ちゃん、もっと声を聞かせて下さい」

「先輩、私達の名前を呼んで下さい」

言いながら胸に伸ばした二人の手が道を別れバラバラに動いて、優しく激しく私を追い詰めていく。

「っ…なみ…ぃ、やすみ…ふぁあっ」

「先輩、声を抑えないで下さい、私は先輩の恥ずかしい声が聞きたいんです」

「梢子ちゃん、私も…梢子ちゃんのえっちな声が聞きたいです」

「そん…なこ…とっ言ったって、ひっあ、ああああああ!!」

「まだです、まだまだ出せるでしょ?梢子ちゃん」

抵抗を示す私に怒った色を瞳に宿したナミが楽しそうに乳首を弾く。

綺麗に爪を切り揃えられた白魚の指先から与えられる刺激に痛みは無く、熱を持つにも弱いそれから半端な快感を拾ってしまう。

「な、あっああんっだめぇえっ!!」

「嘘です」

「嘘ですね」

「いやっ!やぁあんっんあっ!」

知らず敏感になって


760 :フタコイ2:2008/05/30(金) 03:24:23 ID:Ccfx6O8S

今思えば、あの日々に間違いがあったのかもしれない。

でも、楽しいはずの電話で内容に気をつけるなんて、どうして。

少なくともさっきまで私達は普通に語り合っていたのに。

……普通に?



二時間前、私達はナミとの再会に積もる話を幾つも幾つも積もらせる勢いで喜び語り合っていた。

ナミの身辺の変化、オールグリーンになりつつある保美の体調、そして新たに増えた私の友人と家族について。

汀のギャル文字乱舞メール、コハクさんのメール文の上達振り、なっちゃんの包丁事件etc…

電話だと限られた話の幅がどんどん広がっていくうちに夢中になり、私は二人の変化に気付く筈もなく。


「…で、なっちゃんたら…」

「梢子ちゃん」

ナミの柔らかい声に虚をつかれ口を閉じた瞬間、私は二人に押し倒されていた。

「えっえ!?なに!?え?」

「梢子先輩、好きです」

「私も、私も梢子ちゃんが好きです」

「……はあ!!??」

序破急。

どこかで目にした単語が即座に浮かんだけど、きっとこの場で使う単語ではない筈。

落ち着け私、まずは素数を数えるんだ2、4、6、8、10。

パニックを起こし始めた私をよそに思い詰めた表情の保美と、ヤスヒメ様状態に近いナミが蛇口いっぱいか